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OATAが創立40周年(3) 支部活性化や連携に手応え

OATAの第41回通常総会、OATA連絡協議会の総会も同日に行われた。

目標届かずも 100%保証のクーポン維持に敬意

OATA総会には90人が出席した。冒頭のあいさつで、徳原理事長は未清算事故について「今年度も未清算があるが、回収に向けて最大限の努力を行っている。すでに回収の目処が立っているものや回収が終わっているものもある」と順調に処理が進んでいると話した。

OATA

あいさつする徳原理事長

議案審議の中では、昨年4月に行われた支部再編成で5支部から4支部体制になり、新支部会出席率は89%と高い出席率を維持していることが紹介された。また、昨年から兵庫県旅行業協同組合と協同組合滋賀県旅行業協会の2組合でスタートしたOATAクーポンの発券は5400万円の発券額だったことを報告。両組合で発券する会員数を増やすことを課題として挙げ、次年度で検討していくとした。

議案は、いずれも原案通り承認した。

OATAの今年度のクーポン発券額は93億8300万円。前年比99%にとどまり、目標の102%には届かなかった。

別会場で行われたOATA連絡協議会の総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、川村会長を再選した。

川村会長は再選のあいさつで「今年度のクーポン発券額は100億円には少し足らなかったが、全額保証のOATAクーポンで我々は安心して商売ができる。それを維持しているOATAはたいへんな努力をしていることを認識しておきたい」とし、OATAが100%保証のクーポンを発券し続けていることに敬意を表した。

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