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滋賀県長浜・高島、琵琶湖観光の振興へ連携(2) 3観光協会長で座談会前編

7月1日「びわ湖の日」に長浜市と高島市の3つの観光協会が広域観光協定を結んだ。長浜観光協会の岸本一郎会長と奥びわ湖観光協会の山本清蔵会長、びわ湖高島観光協会の前川為夫会長、琵琶湖汽船の川戸正幸社長に集まってもらって話を聞いた。

長浜・奥びわ湖・びわ湖高島 周航の歌節目に観光協定締結

―今回の広域観光協定を締結しての感想を聞きたい。

岸本 これまで長浜は米原や彦根との連携はあったが、長浜港と今津港(高島)のどちらからも竹生島への船が出ていて、お客さんも船を乗り換えて行き来していたのに、高島との連携はなかった。

ちょうど今年が琵琶湖周航の歌ができて100周年ということで、なんとか関連するイベントを考えたとき、同じ長浜の奥びわ湖観光協会と一緒に高島の観光協会と連携しイベントをしようということになった。

長浜観光協会岸本一郎会長

長浜観光協会の岸本一郎会長

前川 7月1日が琵琶湖の日なので、琵琶湖汽船さんの協力を得て、その日に『びわ湖プレミアムクルージング』を実施し、船上で広域観光協定を締結できるよう準備を進めてきた。

川戸 7月1日は滋賀県にとって琵琶湖への感謝や琵琶湖のことを考えよう、琵琶湖をきれいにしようという日。その日を締結の日に選んだのは意義深い。

―これから広域観光をどのように進めるのか。

川戸 長浜と高島は食を含めて持っている文化が同じ匂いがする。連携すればきっとうまくいく。高島は大津の奥、長浜は彦根の奥といった感じがあったが、北陸新幹線が敦賀まで延伸したら高島と長浜は受け皿になる。今から「奥琵琶湖」という名称で一緒にアピールすれば広がりが出てくる。

前川 高島はこれまで函館山やメタセコイヤの並木など自然中心で、地域内を重視してきた。他エリアとつないでいくことも大事だ。

びわ湖高島観光協会前川為夫会長

びわ湖高島観光協会の前川為夫会長

山本 つなぐという意味では春先、お客さんから奥琵琶湖は桜が多いんですね、と言われる。桜つなぎはどうだろうか。

前川 湖岸道路にこれまで桜を植樹し続けて20年になるが、700本の桜が大きくなった。海津から長浜までで2000本の桜がある。

山本 余呉から長浜まで1万本の桜があるとも言われ、高島から長浜までを桜街道といったようなネーミングをつけて一緒にアピールすればいい。

前川 共同でパンフレットをつくってもいい。

川戸 これまで宿泊施設は独自でアピールし、どちらかといえば地域のことを考えない戦略だった。高島や長浜といった単体ではなく、大きな意味での奥琵琶湖というエリアを一緒に売って、その結果として宿泊客を増やそうという考えは、今の時代に合っている。

そうでないとマーケットが広がらない。広域といっても、テーマによっていろんな掛け合わせ方がある。掛け合わせ方でお客さんの動きが違ってくる。

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