相手の気持ちに寄り添う必要性
18/01/15
先日、JR天王寺駅で視覚障がい者の駅体験と駅社員との勉強会が実施されました。私たちサービス介助士も参加させていただき、盲導犬ユーザーをはじめ28名の視覚障がい者が一堂に集まる大掛かりな勉強会です。目的は、視覚障がい者に駅の構造を知っていただくことと、危険な場所を歩いた時の駅社員からの声かけを知っていただくことでした。
駅の構造を知る機会として実際に線路に降り、石の敷き詰められた凸凹した路面を歩きました。参加者は「ひとりじゃ歩けない…」と手引き者の腕をつかむ手に力が入っていました。線路からホームまでは想像以上に高く、退避場所を確認した時は「ひとりじゃ何もできない…」と、ため息が漏れていました…
(喜山光子=公益財団法人日本ケアフィット共育機構)
(トラベルニュースat 2018年1月1日号)
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