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気仙沼版DMO-地域一体を具現化した“強さ”

前回から引き続き、気仙沼版DMO(気仙沼観光推進機構)について解説します。

気仙沼版DMOの運営上の最大の強みは、市内の公的5組織(気仙沼市役所、気仙沼観光コンベンション協会、気仙沼商工会議所、本吉商工会、気仙沼地域戦略)が一つの経営ボード(幹事会=意思決定機関)となり、地域経営の公式な司令塔として市全体の戦略策定と共通目標設定、進捗管理を行っていることです。その機能を確実に果たすため、今年度は幹事会も6回の開催が予定されています。

現地で勉強会参加者が驚いていたことの一つが、幹事会のメンバーである市長と商工会議所会頭、観光協会長が檀上に並ぶだけでなく、統一した見解を述べ、地域が一体となった経営を推進する意思表示をしたことでした。地域経営を推進する上で各組織のトップが集結し、同意見を述べるのは当たり前のように見えますが、実際は様々な意見対立やエゴ、利害関係があり、意外とできそうでできないことです…

(山田桂一郎=まちづくり観光研究所主席研究員)

(トラベルニュースat 2018年7月25日号)

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