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京都・亀岡訪れ駅弁開発で意見交換 大阪国際大が現地演習

大阪国際大学短期大学部(大阪府守口市)の学生が7月11日、京都府亀岡市を訪ねた。同市の商店街「大井町商栄会」(松本冨雄会長、50会員)が今年度から取り組んでいる地場産品を使った駅弁開発を手伝った。

学生は、同学部で「地域と観光演習」を学ぶ40人。自分たちのふるさとや住んでいる場所の地域資源を生かした着地型旅行、特産品を用いたご当地弁当の立案について学んできた。この日は授業の一環として、実際に駅弁開発で商店街のにぎわいづくりに取り組む地域を実体験するのが目的。まちの観光資源を見学したり地元の人たちから話しを聞き、最後は駅弁開発についてのアイデアを披露した。

はじめに、大井町商栄会が駅弁開発に乗り出すきっかけになったJR並河駅前の鉄道歴史公園を見学した。並河駅は1935年、地元住民が請願して駅舎建設を手伝い開業した。91年、駅舎は現在の場所に移転し、旧駅舎跡地に公園を設けた。昨年引退した0系新幹線やディーゼル機関車の実物を展示している。

次いで、来年創建1300年を迎える大井神社に参拝し、宮司の稲本高志さんの話しを聞いた。
稲本さんは「大井神社のご祭神は、京都嵯峨の松尾大社から鯉に乗って大堰川を上られたと伝わっています。神様を運んでくれた功績で、このまちでは鯉を大切にしてきました。今でも鯉のぼりは揚げないし、鯉の絵も飾ったりしません。町内一神社ですから地域の仲が良いのも大井のまちの特徴です」などと、神社の謂われやまちの歴史について話した。

この後、まちの公民館で商栄会のメンバーが用意してくれた加茂茄子の田楽や納豆ピザ、古代米入りのおにぎりなどを食べた。いずれも地元産品を主として大井町の商店が製造しているもので、学生たちは「おいしい」を連発していた。

サンプルとしてJR京都駅で販売している駅弁の盛り付け、パッケージ、値段などの評価を学生たちに聞き、大井町の駅弁開発について意見を求めた。

学生は「亀岡だから、亀の甲羅をイメージした弁当箱でおかずの種類をたくさんにしたい」「弁当包装紙にまちの地図や、鯉のぼりの話を書いては」など、その場で描いたイラストを交えて提案した。

市商店街連盟の大平さんは「参考になる意見も多く、学生さんのアイデアを生かしながら皆で取り組んでいきます」と話していた。今年秋にもオリジナル駅弁を開発、販売する予定だ。

今後、大阪国際大学の大学祭で大井町商栄会のお弁当を出前販売することや、大井町の秋祭りに学生が再度訪れることなどを計画している。

(09/07/28)

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