お笑いと歌が融合した秋の２大イベント　コヤブソニック、ＴＫＦ大祭り

この秋、お笑いと歌やスポーツが融合したライブイベントが関西を席巻する。９月29－30日に大阪市此花区の舞洲で開かれる「コヤブソニック２０１２」と、兵庫県・淡路島の国営明石海峡公園で10月20－21日に開かれる「ＴＫＦ大祭り」の２つだ。

コヤブソニックは２００８年から毎年開催し、今回で５回目。吉本新喜劇座長の小籔千豊さんがプロデュースするアーティストと芸人が融合したイベント。29日は、女性２人組のロックアーティスト・チャットモンチー、ヒップホップのスチャタラパー、小泉今日子さんらアーティストと、ＣＯＷＣＯＷや千鳥といった芸人が出演する。30日は、ＨＡＬＣＡＬＩやＹＯ－ＫＩＮＧ、フットボールアワー、笑い飯ら。ステージ以外でも、景品がもらえるゲームが楽しめる「コヤソニ縁日」などもある。

会場へはＪＲ桜島線（ゆめ咲線）・桜島駅からバスが運行するほか、なんばや新大阪、天王寺など大阪市内主要ターミナルからもツアーバスが運転される。

料金は中学生以上1日券６９００円、２日通券１万２千円。小学生以下は保護者同伴で、保護者1人につき子ども１人が無料。両日とも９時開場、10時開演で21時終演予定。

ＴＫＦ大祭りは、お笑い芸人たむらけんじさんの芸歴20周年を記念したライブで、今秋初めての開催。ＴＫＦとは「たむらけんじファミリー」を意味し、歌手、タレント、よしもと芸人、スポーツ選手らで結成し、祭りの２日間はそのメンバーらが出演する。

20日はＭＮＢ48やｍｉｓｏｎｏらアーティストに、チュートリアルやフットボールアワーら芸人が出る。21日は植村花菜や嘉門達夫、明石家さんま、ナインティナイン、オリエンタルラジオらが出演。スポーツ界からは、ラグビー日本代表だった大畑大介さん、ロンドン五輪で銅メダルを獲得したバレーボールの竹下佳江さん、タイガースやバッファローズで活躍した濱中治さんらが参加、スポーツ教室を実施する。

会場には、たむらけんじの「炭火焼肉たむら」、木村祐一の「きむら庵」など芸人プロデュースの飲食店が出店するほか、富士宮やきそばや天むすといったＢ級グルメの屋台が並ぶ。

１日券は大人６８００円、子ども１千円。２日券は大人１万２千円、子ども２千円。関西、四国の主要ターミナルからＴＫＦ大祭り専用バスの運行を予定している。

両イベントを主催するよしもとクリエイティブ・エージェンシーは、初めて開催するＴＫＦ大祭りについて「お子様にも喜んでいただけるイベントです。ファミリーでどうぞ」。