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13年は国文祭と富士山 山梨県が大阪でPR

12/10/03

山梨県とやまなし観光推進機構はこのほど、大阪市中央区のマイドームおおさかで観光説明会を開いた。2013年6月にも見込まれている富士山の世界文化遺産登録などを集まった約50人の旅行会社担当者にアピールした。

県下全域で13年1月12日―11月10日、国民文化祭・やまなし2013が開かれる。28回目を数える国文祭で初の通年開催で、四季ごとにテーマを掲げて文化イベントを展開する。やまなしフットパスや造形遊びなど参加体験型イベントも通期で実施する。

県内広域観光団体からは、来年の春夏の情報を中心に紹介していた。富士河口湖町はさくら祭りやハーブフェスティバル、富士五湖観光連盟は富士浅間神社や忍野八海など世界文化遺産を構成する資産をめぐる旅、身延町は卒業証書を紙すき体験でつくる教育旅行といった提案を行った。そのうち八ヶ岳観光圏整備推進協議会は、晴天率の高い冬の青空を「八ヶ岳ブルー」として売り出す。

県観光部の堀内久雄次長はあいさつで、14年度からリニアモーターカーの有料乗車が可能になることを紹介し「富士山の世界遺産も追い風に、山梨ファンが増えるよう観光施策を展開しています」と話していた。

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