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個性粒ぞろい福井県 大阪で観光商談会

13/07/12

福井県観光連盟(勝木健俊会長)はこのほど、大阪市福島区のホテル阪神で観光商談会を開いた。出席した旅行会社やメディア約20社に観光素材を紹介、商品造成を呼びかけた。

現地からは自治体や宿泊・観光施設関係者が参加し、旅行会社ごとに設けたブースをまわり、体験や食など魅力をアピール。勝山市は県立恐竜博物館を生かした取り組み、鯖江市は特産のメガネフレームづくり体験、越前町はイカ釣り体験やスポーツ合宿、坂井市は郷土食「辛みそば」や地域内周遊の取り組みを紹介していた。

商談会前には県から、2014年の舞鶴若狭自動車道全通に向けた観光施策を説明。全通で関西圏と環状高速道ネットワークが完成し、誘客促進が期待されることから県は全県で「魅力ある観光地づくり」に取り組んでいる。小浜市での秘仏公開など「歴旅」の推進、勝山市の「恐竜王国」としての魅力増進、永平寺門前やあわら温泉などの景観整備といったハード、ソフト両面での施策を展開。社会実験として7月20日から、金沢駅―あわら、あわら―県立恐竜博物館を結ぶ直行バスも運行させ、2次交通の充実も図る。

同連盟の前田健二副会長(あわら温泉・美松)はあいさつで「舞若道全通は福井にとって大イベント。観光ルートも広がり、満足度向上へおもてなし、素材の磨き上げに取り組みます。強く商品造成をお願いしたい」と話していた。

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