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式年遷宮で一気呵成 三重県が観光情報PR

13/08/02

三重県観光連盟と三重県はこのほど、大阪市北区のハートンホテル北梅田に関西のマスコミを招き、観光情報提供会を開いた。伊勢神宮式年遷宮年で盛り上がる県内各地の魅力を訴えた。

県観光・国際局の加藤敦央局長はあいさつで、秋に式年遷宮のクライマックスを控え、県への観光客の3割を占める関西圏でのアピールが重要と今回の提供会の意義を強調。「官民協働で観光キャンペーンを展開するなど、この機会を逃すと後はないぐらいの気持ちで観光振興に取り組んでいます。神宮から県内各地を周遊してもらおうと県全体で目に見える形のおもてなしを提供していきます」と意気込んだ。

全県で展開する観光キャンペーンは「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」と銘打ち、4月からスタート。2016年3月までの3カ年にわたるロングランで、期間中は賞品が当たるスタンプラリーへの参加やクーポン特典が受けられる「みえ旅パスポート」を発行するなど多彩な企画で三重観光の楽しさを伝えていく。

県内各市町からも遷宮関係をはじめ旬の情報を紹介。鳥羽市は地域の「干す文化」に着目した「HOSUプロジェクト」。秋には伊勢エビ1千匹を干すなどぜいたくな企画を展開する。伊勢志摩観光コンベンション機構は来年3月末まで「せんぐう旅博」を開催し、近鉄は観光列車「つどい」を導入し遷宮年を盛り上げる。明和町は遷宮に関係の深い「斎王の都」としての歴史をPRした。

南伊勢町は伊勢エビやカキが楽しめる宿泊企画を設定したキャンペーンをアピール。自然豊かな紀北町、食の魅力が充実する名張市、忍者をはじめとする歴史の郷・伊賀市、食など高校生の取り組みを支援する多気町のほか、県が歴史面で連携を図る奈良県と島根県もトピックを紹介した。

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