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真田幸村ゆかり九度山町、「まちなか」で賑わい創出 イベントやモニターツアー/和歌山

13/10/09

和歌山県九度山町は、戦国時代の武将、真田幸村の隠棲地として知られるほか、弘法大師の母を祀る慈尊院など歴史資源が豊富。加えて世界遺産・高野山町石道の起点でもあり、この観光資源に「まちなか」のさらなる魅力づけを行い、地域の活性化を図る取り組みが進められている。

「まちなか」とは南海・九度山駅から九度山集落を貫く骨格道路沿い。幸村ゆかりの地らしく甲冑の着付け体験を行うほか、干し柿づくりなど地元の風土を体験プログラム化してイベントを開き、賑わいを創出しようという試みが展開されている。

10月27日の「九度山まちなか楽市楽座」は地元店舗と特設ブースで飲食や特産品、農産物の販売を行うほか、多彩な体験コーナーを設置。甲冑隊も登場するなど九度山「まちなか」の魅力を体感してもらう。

また同日、「九度山コスプレ冬の陣」と題したイベントを開催。戦国時代の衣装に身を包んだ"コスプレイヤー"たちが集結し、この日1日は戦国時代の九度山を再現する。

同日と翌28日は日帰り、1泊2日のモニターツアーも実施。観光庁の「官民協働により魅力的な観光地の再生・強化事業」として設定したもので、「九度山のまちなかゆるり旅」と題し、イベントへの参加や幸村末裔の講演のほか、高野山の宿坊体験も盛り込んだ。

料金は日帰り2千円から、宿泊1万円から。企画・実施はJTB西日本和歌山支店。

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