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16年3月開業の新幹線アピール JR北海道、大阪で商品説明会

14/11/27

JR北海道はこのほど、大阪市北区のホテルモントレ大阪で2015年度上期の商品説明会を開いた。2015年度末に開業を控えた北海道新幹線の情報と春夏の鉄道旅行を紹介した。

北海道新幹線は16年3月に新青森―新函館北斗間が開業予定。新函館北斗までの所要時間は東京から約4時間10分となり従来から1時間20分短縮され、旅行行程の余裕・充実が期待されるなど開業効果は大きい。定員は731人で乗り換えなしでの北海道入りが可能になるなど輸送力も強化され、団体・修学旅行の利用促進が見込まれる。この日も「商品造成の準備で開業を盛り上げてほしい」と呼びかけた。

同社の萩原国彦・鉄道事業本部営業部長は「新幹線開業に向け観光素材を磨いています。16年夏に青森・道南でデスティネーションキャンペーン、前年の15年夏にプレキャンペーンも開かれます。ご期待ください」。

15年上期については貸切バスの新運賃制度に言及。「弊社も子会社にバス会社を有していますが、北海道への送客をお願いする上でバス利用、回送ロスを少なくする商品設定に取り組みました。その点にも注目していただきたい」。

春夏は例年通り、観光列車とツインクルバスが道内各地で充実。道南ではツインクルバス函館号、北斗さくら号が現地観光の魅力を伝える。道央では札幌とニセコ、函館を結ぶ「ヌプリ・ワッカ」、道北では特急が豊富で「スーパーカムイ」「旭山動物園号」が旭川へ、「サロベツ」「スーパー宗谷」が離島への旅を便利にする。

道央では特急「フラノラベンダーエクスプレス」「富良野・美瑛ノロッコ号」が花々溢れる夏の富良野へ。道東では「くしろ湿原ノロッコ号」で大自然の真ん中を行く。

十勝へは札幌―帯広間を特急「スーパーとかち」を利用することでバスの移動距離短縮と団体割引適用のメリットを提案。団体専用企画「北海道とかちスイーツライン」でスイーツや豚丼などご当地グルメを楽しむ旅の幅が広がる。

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