楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

走って食べて飲んで東北に触れる 4月25―26日に「東北風土マラソン&フェス」/宮城

15/04/23

宮城県唯一のフルマラソンに加え食と日本酒を楽しむ「東北風土マラソン&フェスティバル2015」が4月25―26日、同県登米市をメーン会場に開かれる。走って食べて飲んで、ランナーも観光客も幅広く東北の魅力に触れる2日間になる。

同イベントは東北の交流人口拡大や産業振興を目的に、「東北の、春フェス」をコンセプトに昨年からスタート。昨年は「東北風土マラソン」にランナーとボランティア約1500人が参加し、会場へは約2万人が集まった。2回目となる今年はランナーを3千人規模に倍増、海外からも約100人のランナーを招くなど規模を拡大。昨年以上の盛り上がりが見込まれる。

東北風土マラソンは同26日、メーン会場の同市・長沼フートピア公園を発着点にフル、ハーフのほか3、2、1キロのコースを設けた「アシックス・トゥモローラン」を実施。エイドステーションでは宮城県内各市町をメーンに東北各地の食や仕込み水が提供される。

一般客には長沼フートピア公園で両日、東北の食と日本酒、旅を楽しんでもらう。「登米フードフェスティバル」では市内外の事業者が「はっと汁」や「油麩丼」といったご当地グルメを販売。「うめぇもん市」「登米復興軽トラ市」を称してエイドステーションで提供される各地の名物が並び、その数約50店にもおよぶ。300円以上の購入でもらえるスタンプを集めると特産品が当たるスタンプラリーもあり、食べ比べがおすすめだ。

「東北日本酒フェスティバル」には日本酒60銘柄以上が集結。5枚つづり500円のチケットを購入してきき酒や、東北の地酒の購入など左党も大満足の企画となっている。子どもたちはスポーツやお米炊きに挑戦できる「アシックストゥモロードリームパーク」で楽しもう。

25日は東北の風土を知るツアーも実施される。宮城県の酒蔵2か所をめぐり酒文化に触れる「酒サムライあおい有紀さんと行く東北酒蔵ツアー」、南三陸町で防災庁舎など震災遺構の見学や新鮮な海の幸を味わう「南三陸復興ツアー」、登米市の田園地帯を歩く「登米風土ウォーキング」の3コース。

購読申し込み
地旅
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ