ニュースメニュー
ニュースメニュー
会社案内メニュー
会社案内メニュー
ホーム > 日刊トラベルニュース > 観光総合 > 観光庁、観光目標達成にアクションプラン策定

観光庁、観光目標達成にアクションプラン策定

観光庁はこのほど、観光立国推進基本計画の目標達成のための具体的な施策や、それらの実施スケジュールをまとめた「観光庁アクションプラン」を発表した。世界的な景気後退で前年割れの傾向が顕著なインバウンドについては、景気の影響を受けにくい客層に向けた緊急プロモーションの実施、現在12カ国・地域ある重点市場を2009年度以降に拡大することなどを盛り込んだ。また、日本人の宿泊数の増加策では、観光圏の整備と並行して、旅行低迷の原因分析など基礎的な調査、顧客満足(CS)の観点から観光地や宿泊施設を評価するための標準的な手法の開発などを行う。

アクションプランは観光立国推進基本計画の5大目標のうち、①インバウンドの推進②アウトバウンドの推進③国内観光旅行の推進④国際会議の誘致-の4つについて具体的な施策と実施時期を示している。
 また、全国共通基準による観光統計調査の10年度実施や、訪日観光客の流動実態調査を行うことなど、各種観光統計の拡充策を盛り込んだ。

 インバウンドの推進では、10年に訪日客1千万人を目標にしているが、08年8月以降、訪日客が5カ月連続で前年を下回っていることなどを受け、08年度中に緊急プロモーションを実施する。
 景気動向の影響を受けにくい層として、韓国の30代有職独身女性を対象にした温泉中心のプロモーションや、台湾や中国向けに「冬のバーゲンセール」をアピールするプロモーションを検討している。

 09年度、10年度には海外プロモーションの実施国を拡大する。まず、09年度にインド、ロシア、マレーシアの3カ国、10年度以降にはベトナム、インドネシア、フィリピン、イタリア、スペイン、メキシコ、アラブ諸国の7つの市場を加えるとした。
 また、20年までに訪日外客を2千万人にするとした新たな目標については、今年3月までに戦略を策定する。

 国内観光の振興については、数値目標として10年までに日本人1人当たりの宿泊数を4泊に増やすとする目標が掲げられている。
 しかし、03年以降、国民1人当たりの宿泊数は減少が続いており、07年度の1人当たりの宿泊数は2・42泊と、目標の4泊との差は広がっている。
 
 そのためアクションプランも、この差を一気に埋めようとする緊急的な施策ではなく、基礎的かつ中長期的なアプローチが中心になった。
 08年度中に旅行低迷の実態把握と原因分析を行うほか、1泊2日型から2泊3日以上の滞在型旅行に誘引する環境整備として、観光圏整備に力を入れる。
 09年度、10年度は観光地や宿泊施設のCS測定法を開発し、CSに基づいた改善や魅力のアップの競争を促していく。

 一方、旅行者については成長性が高いと考えられるセグメントを今年6月までに設定し、重点的なプロモーションを検討していく。重点セグメントには、大学生、小学生の子どもがいる家族、団塊世代を想定している。

(09/01/30)

観光総合 新着記事

    日刊トラベルニュース 新着記事

    トラックバック:観光庁、観光目標達成にアクションプラン策定

    トラックバックURL:http://www.travelnews.co.jp/mt/mt-tb.cgi/476

    ニュース アーカイブ
    がんばろう!日本
    がんばろう!日本