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2010年の国内旅行 日本交通公社は0・2%増と予測

財団法人日本交通公社は2010年の旅行マーケットについて、国内旅行の延泊数を09年に比べ微増の0・2%増、海外旅行者数を7・4%増の1660万人、訪日外客数を18・7%増の795万人とする予測を発表した。

12月16日に都内で開いた旅行動向シンポジウムで、同財団の黒須宏志主任研究員が各種指標やアンケートなどを基に「旅行マーケットの最新動向と2010年の展望」を解説するなかで発表した。

国内旅行は旅行の割安感などで旅行マインドが上向きなことや、新型インフルエンザの心理的影響が大幅に減少しているとし、旅行回数と平均泊数をかけた延泊数を0・2%増と予測した。
 09年に始まり継続されている「1000円高速」については、平日旅行を約2割減少させるなどマイナスの影響があったとしながらも、旅行にでかけるモチベーションを喚起したことや、制度利用経験者に次回以降の宿泊意欲が高いことなどから、今後はプラスの影響も期待できるとした。

海外旅行は、09年1-10月のパスポート発給数が前年同期を6%上回るなど、燃油サーチャージの値下げや円高により旅行意欲が高まっている。なかでも、海外旅行の経験が少ない層の動きが活発なことから、「この人たちを継続して市場に引き止めることが重要」だと指摘した。
 09年の海外旅行者数を1545万人と予想し、これに対し10年は7・4%増の1660万人と予測した。

インバウンドについては、10年は観光目的客の大幅な回復が見込まれるものの、09年の落ち込みは埋めきれないとの見通しを示した。09年の予想値670万人に対し、10年の訪日客数を18・7%増の795万人と予測した。

(09/12/25)

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