大型イベントを上昇の契機に 金井JATA会長が抱負
日本旅行業協会(JATA)の金井耿会長は1月6日、JATA本部で恒例の新年記者会見を行い、「昨年は世界規模の金融危機の影響や新型インフルエンザの流行で、大変厳しい荒波にもまれ続けた1年でした。今年は反転攻勢の年にしたい。早く底を打ち、上昇の形をつくりだすことが最大の課題です。観光を成長戦略に位置づけている政府との協働を深めていきたい」と新年の抱負を述べた。
上昇のきっかけとして海外では2月のバンクーバー冬季オリンピック、5-10月の上海万博、6-7月のワールドカップサッカー南ア大会の開催、国内では1-12月の奈良・平城遷都1300年祭、2-11月に国内各地で行われる日本APECの開催をあげ、「これらを旅行需要拡大に向け有効活用することが大事。春の成田空港の発着枠拡大、秋の羽田空港の拡張とイベントをどうつなげていくかも考えていきたい」と話した。

新年の抱負を語る金井会長
JATAが2010年までに海外旅行者を2000万人に増やそうと、08年4月からはじめたVWC(ビジット・ワールド・キャンペーン)については、「効果は確信していますが、今年の目標達成は厳しい」とし、年間1700万―1750万人を今年の目標とする考えを示した。
また、インバウンドの推進では、「2000万人、3000万人へのステップが求められている。民としてなにができるかを考え整理し、役割を果たしていきたい」と述べた。
(10/01/06)
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