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観光3団体、日中観光文化交流団を結成 5月に3千人規模で訪中(2)

15/03/19

中国側から会見に出席した趙参事官は「中日は一衣帯水の隣国。争えば傷つき、和すれば利する。中日関係改善の促進に協力する」とした程永華駐日大使からのメッセージを代読。張主席代表は「春節で中国からの訪日旅行者は多かったが、日本からの訪中旅行は回復していません。力を尽くして応援します」などと日中観光交流団事業への支援を約束した。

訪中団の公式日程は5月22―24日の3日間。北京を訪れ、日中観光について意見を交換するほか、日中の旅行会社による商談会や訪日トラベルフェア、日中観光交流の夕べなどを開催する。一般に販売するツアーには日中観光交流の夕べへの参加などを組み入れることにしている。

日中間の相互交流は、日本からの訪中が04年に初めて300万人を突破し、以降、07年に397万人と過去最高を記録するなど9年連続で300万人台で推移。しかし、13年には300万人を割り、14年は272万人とピーク時に比べ100万人以上減少している。

一方、中国から日本への旅行者は、14年には前年から100万人以上増加し、過去最高の241万人となった。

この間、日中間の節目の年にはANTAが中心になり、日本からの訪中団を組織。00年に5200人で訪中したのをはじめ、02年の日中国交正常化30周年、07年の35周年、12年の40周年でも大規模訪中団で訪中し、民間による日中交流の促進に努めてきた。

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