福島市・高湯温泉が「源泉かけ流し宣言」 地域全体で取り組む
福島市の高湯温泉はこのほど、東北では初めてとなる「源泉かけ流し宣言」を行った。高湯温泉観光協会の遠藤淳一会長(吾妻屋)をはじめとする高湯温泉の温泉旅館経営者と、源泉かけ流し宣言の旗振り役を務める松田忠徳・札幌国際大学教授が福島県庁に佐藤雄平知事を訪ね「豊かな吾妻の自然に育まれ、こんこんと湧き出してくる温泉をこれからも守り続けていきます」と、温泉地全体で源泉かけ流しを続けると宣言した。
松田教授が提唱する温泉地単位の源泉かけ流し宣言は、温泉地のすべての温泉施設が加水、加温、循環利用などをしない源泉かけ流しであることが条件。これまで北海道の川湯温泉、新潟県の関温泉、長野県の渋温泉、大分県の長湯温泉など全国8カ所の温泉が源泉かけ流し宣言を行っている。
高湯温泉は福島市の西方、吾妻山麓に位置し、開湯から400年の歴史をもつ。温泉内に10カ所の源泉があり、湧出量は毎分3200リットル。温泉旅館9軒と、共同浴場1軒があり、すべての温泉施設が源泉かけ流しで利用されている。
白濁した温泉が人気で、福島市街から車で20分ほどの近さということもあり、福島市内・県内をはじめ、関東から多くの温泉愛好家が訪れる。
遠藤会長は「高湯温泉のすべての施設は、これからもこの温泉に誇りを持ち、温泉に集う皆様に恥じないよう、源泉かけ流しを守っていきます」と話している。
(10/08/02)
温泉 新着記事
日刊トラベルニュース 新着記事
トラックバック:福島市・高湯温泉が「源泉かけ流し宣言」 地域全体で取り組む
トラックバックURL:http://www.travelnews.co.jp/mt/mt-tb.cgi/1348




