セブン―イレブンで体験型旅行を販売 セブン&アイが子会社設立
セブン&アイ・ホールディングスは1月13日、旅行業と文化教室事業を運営する「セブンカルチャーネットワーク」を15日に設立すると発表した。今年秋以降、全国約1万2千のセブンーイレブン店舗で陶芸体験など体験型旅行の販売を始める。2010年春以降はグループ店舗網を活用し、シニア層をターゲットに学びや旅行を通じた「仲間づくり」の場づくりを本格化させ、5年後の2013年には500億円の取扱高を目指す。
セブンカルチャーネットワークの資本金は4億5千万円。グループのIT事業を担うセブン&アイ・ネットメディアが70%、セブンーイレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、そごうと西武百貨店の持ち株会社ミレニアムリテイリングが10%ずつ出資する。本社は東京都千代田区で、社長には青木繁忠・イトーヨーカ堂取締役が就く。
3月に、イトーヨーカ堂が首都圏18カ所で約3千の講座を展開し年間約15万人の受講者を抱えるコミュニティアリーナ、年間5万人の受講者がいる西武百貨店池袋コミュニティ・カレッジの文化教室事業を継承する。旅行事業は秋以降、全国28店舗のそごうや西武百貨店で得意客向けに旅行商品の販売を始めるほか、セブンーイレブンでは店舗内のコピー機端末で体験型旅行を販売する。
セブン&アイ・ホールディングスでは「例えば、どこかの窯元で陶芸体験をしていただくことなどを想定しています。現地集合、現地解散を基本とし『課外教室』というイメージです。旅館ホテルのダンスフロアでダンス教室の開講なども考えています」とし、文化教室と連動した旅行を中心に、団塊世代などを対象にした体験型旅行を販売する考えだ。
10年春以降は、イトーヨーカドーやそごう、西武百貨店内に文化教室と旅行業、カフェなどで構成する複合型売場を展開し、シニア層のたまり場=仲間づくりの場を提供する。学びや旅行意欲を促す。
(09/01/14)
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