国内・現地発着型プランへの期待大 JTBが調査まとめる
地域活性化を担う事業として注目を集めている「現地発着型の旅行プラン(オプショナルプラン)」に関して、消費者の参加意向や参加形態についてこのほどJTBがまとめた。すでに参加したことのある経験者の99%、まだ参加したことはない未経験者の74%が「今後参加したい」と回答。現地発着型プランへの期待が大きいことがわかった。
調査は、JTBがウェブアンケートを実施し4550人から回答を得てまとめた。
国内旅行のオプショナルプランに参加したことが「ある」人は26%。そのうち99%は再度参加したいと回答した。参加したプランは「自然環境・動物などの観察」が35%でもっとも多く、次いで「アウトドアスポーツ系の体験」21%、「陶芸や染物など伝統文化・芸能体験」14%が続いた。各地で積極的に取り組んでいるグリーンツーリズム型の農林漁業体験は1%にとどまっている。
プランに支払った参加料金は、3-5千円が30%でもっとも多く、5千-1万円が28%、1-3千円が25%だった。ただ、未経験者を含めて予算をいくらぐらいまで出せるかを尋ねると、3千円以下が10ポイント減って、5千円以上が増加。プラン内容によっては、ある程度の金額は支払ってもいいと思っている。
オプショナルプランは「出かける前」に68%が知り、55%がそのまま申し込んだ。「現地に着いてから」知ったのは31%で、44%が現地で申し込んでいる。このことから、出かける前に情報を得て、現地で申し込みをする人が13%いることになる。プランの情報を仕入れたのは「旅行会社の店頭・パンフレット」27%、「インターネット・携帯サイト」25%、「情報紙やチラシ」14%、「現地のプラン実施場所」16%の順。申し込んだ場所は「現地プラン実施場所」30%、「旅行会社」24%、「ネット」22%、「現地の観光案内所」12%だった。
また、申し込み時期は「参加当日」27%と「旅行出発前(21日以上前)」26%が拮抗しており、総じて、事前に計画的に申し込むタイプと現地で様子を見て申し込むタイプに大別できる。
参加者の感想では「その土地ならではのプランがある」33%、「個人では参加できないプランがある」24%などが評価ポイントに挙がった。
一方、まだ参加したことのない人は「知らなかった」26%と「機会がなかった」24%で半数に達し、今後「参加してみたい」は74%を占めた。
JTBでは「その土地ならではの体験に期待が集まっている。今後、魅力的なプランが不可欠であると同時に、積極的なPRも必要」としている。
(10/03/11)
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