体験型プランは4人に1人が参加、課題は機会提供 JTBがアンケート
JTBはこのほど、旅のアンケート「たびQ」で、旅先での体験型プランに関する消費者の動向・意識調査を実施した。体験型プランの参加経験の有無は、「ある」が25%、「ない」が75%で、4人に1人しか経験がないという結果に。人気の高まりが期待される体験型プランの一般的な浸透はまだまだこれから?
参加経験が「ある」人が体験型プランを申し込むタイミングは、「現地到着後」48%、「ツアー申し込み時」30%、「申し込み後、出発前」15%など様々。現地で情報を得て行程を考える人が多く、体験が旅行の目的というよりも旅行中の気分次第という位置づけか。旅行検討時や現地での情報提供を強化することで増加が見込めそうだ。
参加した目的は「その土地を訪れた記念や思い出づくり」が48%で突出。「知的好奇心の満足」「自然に癒されたい」「地域文化を深く知りたい」と続き、旅を印象深いものにしたい、見聞を広めたいという意欲が強い。
一方で、参加経験が「ない」と答えた人の44%が「今後参加してみたい」と回答。理由は「これまで機会がなかった」45%がトップで、「テレビや雑誌の紹介を見て」、「子どもに体験をさせたい」が上位を占めており、機会やきっかけがなかっただけで、意欲はあるという人が多い。体験型プランが秘める可能性を示す結果といえそう。
「今後も参加してみたいと思わない」と答えた56%の内訳は、「旅先での体験自体に興味がない」「他の過ごし方の方が魅力的」「疲れそう」など、旅に対する考え方、スタイルの違いで否定的な意見を持つ人が多い。一方で、「参加してみたいと思うプランがない」「行くきっかけや時間がない」など観光関係者の取り組み次第で需要を掘り起こせる要素も含んでいる。
地域という観点で見ると、「様々な体験型プランが楽しめそうだと思う場所」は、北海道が1240票でトップ。2位は787票の沖縄で以下、長野県、京都府、東京都と続く。コメント内容では、名産品にちなんだものづくりや自然体験、グルメなど、楽しみ方のバリエーションの豊かさを挙げる意見が多数だった。
アンケートは、6月10―16日、「たびQ」サイトで実施した。有効回答数は男性4603、女性2908、不詳437の計7948。
(10/08/05)
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