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国内は東京、海外はタイが人気 JATA、秋の旅行動向調査

13/09/10

日本旅行業協会(JATA、菊間潤吾会長)はこのほど、秋の旅行動向調査結果として旅行先人気ランキングをまとめた。9―10月の人気方面は国内は引き続き東京、海外はタイが好調のようだ。

国内旅行の人気ランキングの1位は東京。スカイツリーや東京ディズニーリゾートなど話題のスポットが衰えを知らず、勢いは持続している。2位の北海道はトレッキングなど自然に触れるコースが注目を集め、3位は新空港開港で好調の石垣島を擁する沖縄。伊勢神宮式年遷宮や富士山の世界文化遺産登録など話題豊富な東海が4位、定番の京都が5位と続く。

国内旅行の傾向として、旅行会社の「孫割」「子ども割」が受ける三世代旅行が人気。秋定番の紅葉と温泉旅行はもちろん、出雲大社が6位に入るなど遷宮効果は持続し、「あまちゃん」「八重の桜」の東北も堅調だという。

海外旅行1位のタイは旅行目的にあった観光地を備え、全世代が人気を集め、リピーターも増加。2位はハワイ、3位は台湾と続く。4位にシンガポール、5位にベトナムが入ったほか上位にASEAN加盟各国がランクし好調さが目立つ。インバウンド、アウトバウンド両面で重点市場としての存在感が急激に増してきた。

傾向はクルーズ旅行とひとり旅が増加したシニアがけん引。母娘旅行や世界遺産ツアーがキーワードとして挙がる。国内・海外全体では、若年層の女子旅の増加が顕著だという。

調査はJATA会員312社の営業、企画、カウンター担当者ら342人にアンケートで実施した。

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