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関西復権の年に JATA関西支部が年賀会

14/01/27

日本旅行業協会関西支部(高橋広行支部長=JTB西日本社長)は1月7日、大阪市北区のホテル阪急インターナショナルで年賀会を開いた。関西の観光業界の始動を告げる恒例行事に今年は約400人が参加した。

高橋支部長はあいさつで、関西支部としての目標を2つ掲げた。一つは「海外旅行復調の年にしたい」。1964年の海旅自由化から50周年、関西空港の開港20周年の節目に当たり、支部が主導し開催している「関空旅博をバージョンアップし、海外旅行を盛り上げたい」とした。

また、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに人気映画ハリー・ポッターの施設がオープンし、3月には高さ日本一のあべのハルカスが全面開業する。大河ドラマも播磨出身の黒田官兵衛の生涯が描かれる。高橋支部長は「いずれも有望なコンテンツで、全国から誘客できる。関西を国内旅行のメッカにしたい」と年初の抱負を述べた。

近畿運輸局の大久保仁局長は、京都府舞鶴市で7月に開かれる海フェスタに触れ「クルーズ、京都丹後地方の活性化に取り組みたい」。関西国際空港の福島伸一会長は、ロンドンやロサンゼルスの直行便を年内に「必ず復活する」とし、関空20周年でJATA関西支部と共同で取り組むロンドンへのチャーター便の成功を期待した。

JATA関西支部年賀会

乾杯で始動を告げる

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