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下呂温泉に秋の賑わい 旅館組合、温泉神社例祭と謝肉祭開く

10/11/12

岐阜県・下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長=水明館)は、10月8日に同温泉の入浴客の健康と温泉が限りなく湧き出ることを祈念する下呂温泉神社の例祭、24日に秋の観光シーズンの下呂を盛り上げる「下呂温泉謝肉祭2010秋」を開いた。いずれも毎年行っている恒例行事で、秋の下呂温泉の風物詩として定着してきた。

今年の例祭はJR下呂駅を出発し、ホラ貝を吹き鳴らす山伏を先頭に手古舞、鷺の舞など約80人が下呂大橋を渡り、白鷺橋近くの温泉神社までの約1.5キロを練り歩いた。

一昨年、温泉神社建立20周年を迎え「手古舞」の衣装を6着、昨年は「白鷺の舞」の衣装を2着、今年は「天狗面」の衣装1着と毎年衣装を増やし、行列を見ごたえあるものにしている。

神事のあとは白鷺橋で白鷺の舞や獅子舞などが奉納され、紅白だんごやお菓子が振る舞われる「せんごまき」で賑わった。

下呂温泉神社は信仰の山として知られる山形県鶴岡市の出羽三山、奥宮の湯殿山神社本宮の分霊をご神体にしている。

また「謝肉祭2010秋」は、飛騨河川敷で開催。目玉の飛騨牛豪快焼き弁当は昨年より500人分多い2500人分、牛肉160キロを用意したが、それでも足りず最終的には約3千人分に増やした。来場者は豪快に焼かれる焼肉のほか、五平餅や鶏ちゃん焼きなど地元グルメを味わった。

このほか足湯やウサギ、モルモット、ポニーとふれあえる移動動物園も設け、子どもたちを喜ばせた。

特別企画として「ぎふチャンラジオ」の公開生放送も実施。小学生演歌歌手として人気を集めるさくらまやさんと、歌手かとうれい子さんを招いての歌謡ショーも繰り広げた。下呂中学校では「第1回YOSAKOIソーラン日本海・下呂温泉大会」も開かれた。

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