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兵庫赤穂・銀波荘、「海遊大浴苑」が完成 瀬戸内海との一体感が魅力

10/11/18

兵庫県赤穂温泉の銀波荘(成世邦俊社長)は10月23日、1月から進めていた大浴場のリニューアル工事が完了し「海遊大浴苑」としてオープンさせた。景観や潮風など瀬戸内海との一体感が特徴で、同館の大きな魅力としてアピールしていく。

海遊大浴苑は約450平方メートルの広さで、「天海の湯」「岩海(いわみ)の湯」をメーンに構成。いずれも内湯、露天風呂、サウナを備え、岩海の湯は中国から取り寄せた巨岩を内湯に配した。眼前に広がる瀬戸内海の景観が楽しめ、露天風呂はもちろん、オープンドアになっている天海の湯では塩の香りが漂うというロケーションが魅力だ。

既存の貸切風呂も内湯と露天風呂、ミストサウナを備える「ガーデンスパ」として改装予定。夏季限定のガーデンプールも湯上り処前に設けた。

日帰り入浴可。タオル付きで大人1500円、小学生750円。11―18時(受付は17時まで)。

11月10日に開いた旅行会社らを招いての内覧会で、成世社長は「赤穂温泉のすばらしい泉質に合う大浴場をつくることが以前からの課題でした。この大浴場で、瀬戸内海の大自然を満喫してほしい」。設計の提案に携わった成世明弘専務は「お客様に多彩な浴場と瀬戸内海の魅力を楽しんでもらおうと企画しました」と語った。

同館は来年60周年。今後、外装や食事処の改装工事も行うという。

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