長野・上諏訪温泉に新旅館「親湯」オープン

長野県・上諏訪温泉に４月29日、旅館「親湯（しんゆ）」がオープンした。諏訪湖に臨む清らかな空間で癒しの時間を提供する。

蓼科高原のホテル親湯が旧「源湯の宿緑水」を全面リニューアルして開業。和室12畳とベッドルーム、露天風呂のスイート「美湖の雫」などを備える「葵亭」や、和室10畳と広縁６畳からなる「詩季亭」からは諏訪湖が一望できる。和室８畳の「桔梗亭」は静寂に満ちた落ち着きある空間に仕上げた。客室は全46室、２００人収容可能。

館内各所にはヒーリングアートが設けられ、自家源泉を利用した大浴場では、諏訪湖の美しい景観が広がるなど癒しの要素にこだわった。食事は諏訪をはじめ信州の食材を使った「美湖膳」を提供。宿泊者限定の夜間のデザートビュッフェや毎日２回運行する諏訪大社への無料観光バスなどのサービスも用意している。

料金は、平日が大人１人７千円から、休前日が１万２千円から。日帰りの温泉入浴と食事のセットプランも設定している。

問い合わせは、電話０２６６―54―２０２０。