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4県へ送客要請 読売旅行四国地区会

14/10/27

読売旅行四国地区会(大木正治会長=ホテルはなゆづき)はこのほど、大阪市北区の読売新聞本社ビルで関西地区商談会を行った。読売旅行の企画担当者に、四国の観光情報を提供した。

大木会長はあいさつで「本格的な秋の行楽シーズンに入り、様々な企画を提案してもらって四国へ送客をお願いしたい」と要請。

読売旅行四国地区会

あいさつする大木会長

読売旅行西日本統括営業本部中国・四国営業部の安田昌人副本部長は「長崎や山口を含む明治の産業遺産がユネスコの世界遺産暫定リストに記載され盛り上がりを見せている。来年の大河ドラマの舞台は山口県だ。今年は四国八十八カ所霊場開創1200年や瀬戸内海国立公園指定80周年などで送客が増えた。来年度は今年以上に山陽、四国方面への販売に力を入れたい」と話した。

四国4県の各地域の観光施設の代表によるプレゼンテーションでは、高知県・あしずり温泉郷が県の補助金とは別に15人以上の宿泊客に対し1人当たり500円のインセンティブを出すほか、県内で2泊または指定施設の立ち寄りといったインセンティブを加えると同1千―1300円になることを紹介した。

愛媛県では、道後温泉で開催中のアートイベント「道後オンセナート」で滞在型観光客が増え、宿へ昼に入り翌日10時にチェックアウトする客が多かったという。宇和島では伊達家入部400年になることから、来年3月に記念イベントが行われる。

香川県では、昨年に引き続き古き良き時代を体感する「大人の修学旅行」を展開するほか、県内の魅力ある観光地をまわる女子旅「恋するうどん県」が実施中であることを紹介した。

徳島県では来年3月まで県内周遊を促す「おどる宝島!とくしま」を行っており、様々な特典がある「宝島パスポート」の利用を提案。来年6月には大鳴門橋が開通30年になることも訴えた。

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