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冬こそ千畳敷へ―輝く別天地 駒ヶ岳ロープウェイ

15/12/15

日本で唯一、冬期のアルプスに誰もが行ける千畳敷のPRに、中央アルプス・駒ケ岳ロープウェイの澤村大樹さんと杉山圭介さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れた。

標高2612メートルの千畳敷は、本来なら一部アルピニストの別天地。日本一、950メートルの高低差を一気に結ぶロープウェイによって四季を通じて訪れることができる。特に冬期は、雪と風が造形するシュカブラ(風雪紋)や樹氷が美しい上、晴天率が高く空気も澄んでいるため富士山、南アルプスの北岳、間ノ岳と標高日本ベスト3の山並みを望める。

杉山さんは「昨シーズンは冬に運休していたため2年ぶりに別世界がお楽しみいただけます。スノーシュー体験もできますし、ぜひ暖かい格好をして上がってきてください」。

同ロープウェイでは高所を利用したヘルスツーリズムも来春本格化させる。気圧と酸素濃度が低い高所に滞在することで体脂肪、血中脂質が減少することが医学的に証明されている。千畳敷に1時間ほど滞在した上で、山麓の駒ヶ根高原家族旅行村の森を指導員資格がある同社役員の案内でノルディックウォークを体験する。

澤村さんは「この秋、全国放送のテレビで高所が肥満解消になると紹介されていました。ノルディックウォークもウッドチップを敷いた場所で膝への負担が少なく、雨でもセラピー効果が期待されます。養命酒工場の見学と合わせて、健康寿命を延ばす旅はいかがでしょうか」。

駒ヶ岳ロープウェイの皆さん

駒ヶ岳ロープウェイの皆さん

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