楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

3月は「町並み博」で盛り上がり 和歌山県那智勝浦町

12/02/06

和歌山県・那智勝浦町観光協会の浦木慎一朗事務局長と河邉映里さん、和歌山県産業振興財団の近藤正幸さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、3月1日から1カ月間にわたって開く「南紀勝浦温泉・町並み博覧会」をアピールした。

町並み博は今年で4回目。勝浦温泉での滞在を促そうと体験プログラムを用意している。今年は18のプログラムを用意し、これまで人気の高かった語り部と一緒に那智の滝周辺の原生林を歩くものなどに加えて、魚市場で生マグロを見てマグロの寿司やマグロ汁を食べるミニツアー、ヨガ体験、マグロのカブト焼き試食体験など9つが新たに加わった。

新プログラムのうち浦木さんのおすすめは、こて絵体験。左官職人の指導で、漆喰の上にコテを使って風景や動物を描く。「地味に思えますが、始めてみると熱中します。1時間30分の体験時間があっという間です」。小学生3年生以上なら1人500円で体験できる。

今の季節、那智勝浦はマグロが旬。冷凍ではなく生マグロの水揚げは日本一の量を誇る。白身がかった身で、地元では「シビ」と呼ばれるビンチョウマグロの刺身が特におすすめだという。

3月18日までの毎週土日祝日の午前に開かれている「C級グルメフェア」では、ビンチョウマグロをはじめ勝浦の海産物、珍味が味わえる。イセエビの味噌汁は無料で振る舞われている。

河邉さんは「海のSEA(C)と珍味の頭文字をかけてこの冬初めて開催する復興イベントです。朝ごはんがわりに食べ歩く人も多いんですよ」。河邉さんの一押しはマグロの胃袋をタコ焼き風にしたガッツボール。「3個で100円。コリコリして美味しいんです」。

近藤さんは「2―3月に初の『ひなめぐり』もあります。昨秋の台風被害から復興を期す南紀勝浦をよろしくお願いします!」。

和歌山県那智勝浦町の皆さん

和歌山県那智勝浦町の皆さん

購読申し込み
地旅
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ