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学生が島根・浜田の旅行プラン考案 ホスピタリティツーリズム専門学校大阪

12/05/30

ホスピタリティツーリズム専門学校大阪の学生4人がこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、自分たちで立案した島根県浜田市の旅行プランを紹介した。

4人は、旅行科で学ぶ関口みちるさん、イ・ジョンさん、土江咲貴さん、コウ・インさん。地域活性演習という授業で昨年10月から浜田市の活性化について取り組んでいる。昨年11月には同科の学生27人で浜田市を訪ね、民泊をしながら市内の観光資源を調べた。

学生たちが考えたプランは、農家民泊をしながらカブト虫の標本づくりや草木染、ライフセービングなどの体験をメーンにしたもの。石見神楽の鑑賞も組み込み、京阪神の小学生ら子どもたちに楽しんでもらおうと考案した。

関口さんは「自分たちも民泊を初めて体験して、なんだか田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったようなホッとした気分になりました」、韓国出身のイさんは「田舎で日本の新しい体験を満喫しました」、中国からの留学生コウさんは「食べ物がとても美味しかったんです」、土江さんは「大阪など都会にはない体験ができます」と、それぞれセールスポイントを口にしていた。

プランは、農協観光西日本グリーンツーリズム支店から販売される。8月1―4日の3泊4日で、出雲大社の参拝や「神話博しまね」、浜田市の水族館「海洋アクアス」の見学もセットし、旅行代金は1人3万円程度を予定している。

集客も学生たちのノルマで、4人は「目指せ30人以上です!」と意気込んでいた。ツアー当日は27人の学生全員がスタッフとして同行するそうだ。

ホスピタリティツーリズム専門学校大阪の皆さん

ホスピタリティツーリズム専門学校大阪の皆さん

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