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「有田みかんツーリズム」 和歌山県有田地域

12/10/25

和歌山県有田振興局企画産業課の鈴川典之さん、川尾尚史さん、児島史晃さんが10月16日、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、この秋初めて提案する「有田みかん」ツーリズムを紹介した。

有田みかんは、生産量が全国の約1割を占めるトップブランドの一つ。みかん狩りは秋冬の観光メニューの定番で人気も高いが、さらに付加価値を高めた体験プログラムを試行する。

有田川町のファーマーズマーケット・どんどん広場で11月20日から、みかん狩りにみかんジュースづくり、糖度比べゲーム、みかん詰め放題をパッケージにした。みかん狩りは食べ放題で、施設から徒歩約5分の平坦畑で行う。バスの横付けも可能。ジュースづくりは施設内の加工室で行い搾り立てをそのまま飲むほか、みかん畑で撮影した写真をオリジナルラベルにして土産用として1本持ち帰る。糖度比べは専用測定器で測り、最高糖度の参加者に景品をプレゼントする。みかん詰め放題はそのままお土産に。フルパッケージで所要時間は約90分。

12月10日ごろまで実施し、メニューの変更や組み合わせ方の相談にも応じる。川尾さんは「おためし価格として1人1500円とさせていただきました。雨天時も代替メニューを用意しています。バスツアーなどにぜひ組み込んでいただければ」。

また、有田地域で最大級のみかん選果場を特別公開する。JAと共同で初めて、ワンバス程度の団体に限って実施。児島さんは「最新設備の選果場で、有田みかんのお話しなども聞いていただきます。見学後は近接のファーマーズマーケットで有田みかんをお買い求めいただけます」。

また、最近急速に話題になっているのが「ぶどう山椒」。万能調味料としてNHKの「ためしてガッテン」で紹介され、東京などでは品薄状態だという。鈴川さんは「大脳の味覚野を刺激するそうです。山椒を口にすると、冷奴も醤油なしでも美味しいんです。みかんの体験、山椒に関することは当局に問い合わせください。該当施設との仲介を行います」。

問い合わせは、有田振興局企画産業課 電話0737―64―1286。

和歌山県有田地域の皆さん

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