道後温泉「第3の外湯」を 聖徳太子ゆかり「太子の湯」を建設計画

地域力誇る四国へ―愛媛編(11/10/25)

道後温泉本館軸に歴史的温泉施設を整備

道後温泉旅館組合と道後温泉誇れるまちづくり推進協議会は、次代に継承発展させる景観づくりとして「歴史の湯(歴史的温泉施設群)・第3の外湯プロジェクト」を推進している。

同協議会では道後温泉本館が今年、築117年を迎え、本格的な改修工事の時期にきていることを踏まえて、歴史的温泉施設群の建設を実現させることが緊急課題であると提言。

道後温泉本館
改修工事の時期が迫る
道後温泉本館

具体的な第1弾として、歴史・文化的価値が体感でき、ゆかりの人物、史実に基づくといった観点などから、「太子の湯」の建設に向けての話し合いが進められている。

「太子の湯」は、聖徳太子の来湯の温泉碑文に基づいて建設しようというもので、建設地などの詳細は未定。外観は神明造りや大社造りといった飛鳥時代をイメージさせるもので、屋根は日本瓦葺きで仕上げ材は可能な限り県産木材を使いたい考えだ。

長期的には温泉街に「女帝の湯」「上人の湯」「松山藩の湯」といった道後の歴史に沿った外湯を順次作っていく構想で、「日本で最も行ってみたい」温泉地を目指す。