鳥取・海星砂の競演(3) トレイルに自然館-山陰海岸ジオパークの魅力アップ

わすれがたき山陰-清澄の鳥取編(17/06/19)

海の美 歩いて触れて体感

地形・地質の世界遺産「ユネスコ世界ジオパーク」に加盟認定されている山陰海岸ジオパーク。京都府丹後半島から鳥取県岩美町、鳥取市までの山陰海岸一帯をエリアに、奇岩や断崖、砂丘など特異な自然景観が広がっている。地元ではその魅力と奥深さに触れてもらおうと、様々な形で観光素材化が進む。陸から海から自然そのものに触れたり、学術的視点から全体像を学んだり。「生きる地球」のダイナミクスを現地で体感したい。

ジオの魅力を体感するには実際に歩くのが一番。鳥取市観光コンベンション協会は鳥取県東部のジオサイトをめぐるロングトレイルを推奨している。東浜駅から鳥取駅までの全長約40キロのルートをつなぐ形で7コースを設定。壮大な海食地形が広がる浦富海岸、広大な海岸砂丘である鳥取砂丘をメーンスポットに、日本海の風景や地域の暮らしを眺めながら山を歩く。初級者向けコースもあるので家族連れでも参加できる。7月8日には鳥取砂丘から鳥取駅まで歩くロングトレイルイベントの第3弾も開かれる。

浦富海岸
浦富海岸の魅力に間近で迫る

また、同協会はトレイルとクルーズを組み合わせた団体企画商品も開発。山陰海岸を陸から海から楽しんでもらおうと企画した。浦富海岸―田後漁港間を歩き、同海岸「島めぐり遊覧船」に乗船する。11月末までの設定で料金は1人2千円。20人からの催行で最大60人まで受け付ける。

山陰海岸ジオパークについて学びを深めるなら岩美町の「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」へ。もとは「山陰海岸学習館」だったが、2016年4月、展示や体験などを強化して同ジオパークの拠点施設としてリニューアルした。

山陰海岸の特徴や景観、生物について資料や映像で紹介。エントランスに設けた水槽、デジタル地球儀「触れる地球」のほか、3Dシアターでは同ジオパークの「物語」を学べるなど多角的な視点でジオの魅力を伝えている。4月には新作の映像「大地と人の物語」の上映も始まった。

また、海岸での野外観察会や専門員による自然講座も開催。学習旅行などに利用されている。

開館時間は9―17時。入館料は無料。

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