楽しく読めて ときどき役に立つ観光・旅行専門紙「トラベルニュースat」

京都の首長の矜持

17/10/25

旅行業団体の新年会や総会、商談会で地元の知事や市長が出席することは、まずない。ほとんどが代理出席で、あらかじめ用意されたあいさつ文を代読するというパターンだ。

しかし京都の場合、公務での出張以外、山田啓二知事、門川大作市長が出席し、自らの口で思いを語る。いつもタイムリーな内容なので、興味深く聞かせてもらっている。

先日の会合で山田知事は民泊について「民泊といえば聞こえはいいが、要は闇宿泊であり闇ドラッグと同じだ」とし「今どのように取り組むかによって旅行業が安心、安全に伸びていけるかどうかが決まる。正々堂々と仕事ができる環境づくりを図りたい」と言い切った。

門川市長も「市長になって10年になる。これまで景観や観光振興施策に取り組み、多くの外国人観光客が訪れる京都にはなったが、税収はピークから150億円も減収になっている」と税収を上げるむずかしさを語り、民泊に対しても「これから政令や条例の取り決めに入るので、今が正念場」と強調。国が中途半端に登録認可を下ろせば、国に責任をとってもらう条例を作りたいと、小気味いい。

現場を知り、自らの言葉で語る首長の存在いかんで地域の観光は大きく変わる。各地の首長に頑張ってもらいたい。

(トラベルニュースat 17年10月25日号)

この記事をシェアする
購読申し込み
地旅
今すぐにでも出たくなる旅 最新
水の国和歌山で海川の恵みを体感

間近に控える夏本番。この季節に輝くのが和歌山県だ。雄大な太平洋が青く輝き、豊かな森林を流れゆく...

ノスタルジック山陰が今夏は熱い鳥取編

山陰デスティネーションキャンペーン、JTB「日本の旬」と大型観光キャンペーンが相次ぐ夏の山陰に...

ノスタルジック山陰が今夏は熱い島根編

今年は、まごうことなき“山陰の年”だ。4月からスタートしたJTB「日本の旬」は瀬戸内・山陰を舞...

トラベルニュース社の出版物
トラベルニュースat

観光・旅行業界の今に迫る面白くてときどき役に立つ専門紙。月2回発行

大阪案内所要覧

旅行業務必携。大阪にある全国の出先案内所収録。18年版5月15日発売

旅行業者さく引

セールス必携。近畿エリア全登録旅行業者を掲載。毎年11月発行

夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ