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障害者支援の温泉地

17/11/28

兵庫県有馬温泉が障害者の就労を支援する取り組みを行っている。温泉地挙げての取り組みは珍しく、話題を集めている。

障害者に就労の機会を持ってもらおうと2012年度からインターンシップ制度として始めた。当初は旅館だけで受け入れていたが、現在は土産物店やコンビニ、ガソリンスタンドなど有馬温泉全体での取り組みに広がっている。

その間、インターンシップ体験者のうち12年度4人、13年度2人、14年度4人、15年度3人が有馬温泉で就職。16年度から2月1日を「馬温泉ユニバーサルの日」と定め、障害者と旅館関係者の交流の場も設けている。旅館での主な仕事は接客や客室準備で、近隣の介護士組織の支援もあり、地域を挙げて成り立っている制度といえるだろう。

ある旅館経営者は「障害者の人たちはコツコツと真面目に働いてくださいますから、社員の刺激になります」と話す一方、バリアフリーを目指すとハード面でお金がかかるが障害者を受け入れることで、お金をかけずに観光客への対応が優しくなれるソフト面の効果が大きいという。

障害者に優しい温泉地=誰にでも優しい温泉地を目指す有馬温泉。モデルをつくり全国に広げていく考えだ。こういった取り組みは1日でも早く広がってほしいと思う。

(トラベルニュースat 17年11月25日号)

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