18年の訪都旅行者 生産波及効果は4・1%増の11兆8千億円
19/12/10
東京都はこのほど、2018年1-12月の訪都旅行者による経済波及効果について、生産波及効果が前年比4・1%増の11兆8千億円だったとする推計を発表した。今年5月に公表した、「2018年東京都観光客数等実態調査」に追加した。
同調査によると18年の訪都観光客数は約5億5074万人(2・5%増)で、内訳は宿泊客が4616万人(4・2%増)、日帰り客が5億458万人(2・4%増)だった。
このうち訪日外国人旅行者数は1424万人(3・4%増)で、内訳は宿泊客が1064万人(3・3%増)、日帰り客360万人(3・8%増)だった。
100万人に迫る雇用効果も
都内で消費した観光消費額は6兆361億円(3・3%増)で、このうち訪日客による消費は1兆1967億円(5・4%増)だった。
今回新たに推計した経済波及効果のうち、所得効果は4兆6071億円(2・2%増)、雇用効果97万6300人(14・3%増)、税収効果4561億円(8・3%増)だった。
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