Go Toトラベル給付金不正受給問題、新たに2社に疑い 観光庁、調査状況を発表
22/02/07
観光庁は2月4日、Go Toトラベル事業の給付金不正受給問題について調査状況を発表した。新たに旅工房とトラベル・スタンダード・ジャパンもこれまでの事案と同様の不適切な給付金受給事案に関与している疑いがあると発表。引き続き事実関係の調査を進めていく。
Go Toトラベル事務局とエイチ・アイ・エスによる不正に関する調査で発覚。旅工房については、給付金の申請の一部に宿泊実態がない受給対象とならない取引が存在する可能性があり、調査委員会を立ち上げ調査を進めるという。
給付金の申請額は6億3千万円。決算への影響も考えられ、2月10日に予定していた決算の発表は延期する。
Go Toトラベル事業の給付金不正受給はこれまで、エイチ・アイ・エス子会社で不正が明らかになっていた。観光庁は調査を受け、今後再開が予定される新しいGo To トラベル事業にはJHAT、ジャパンホリデートラベル、ミキ・ツーリストの3社の参加を停止すると発表した。
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