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武将観光に戦国姫登場 来年2月まで「THE武将博」

城でおもてなし「あいち戦国姫隊」 スタンプラリーも実施

愛知県では今年8月1日から来年2月29日まで、県内広域で「なるほどTHE武将博」を開催している。清洲城や国宝犬山城、岡崎城など戦国武将ゆかりの城やまちをめぐると記念品がもらえるスタンプラリーなどを行っている。

そのお城で連日パフォーマンスを披露したり観光客を案内しているのが「あいち戦国姫隊」。戦国時代の姫にスポットを当て、信長の妹・市(いち)、市の娘・江(ごう)、秀吉の妻・おね、家康の生母・於大(おだい)、前田利家の妻・まつ、信長の側室・吉乃(きつの)の6人で結成した。同博期間中、平日の第1・3水曜日は清洲城、木曜日は犬山城、金曜日は岡崎城で活動、土日は県内各地のイベントを盛り上げている。

あいち戦国姫隊

今年8月にデビューした「あいち戦国姫隊」。
左上から時計回りで於大、市、吉乃、おね、江、まつ

9月下旬には、聞香や貝合わせを姫たちと体験する観光商品をJTB中部が販売。「ほぼ満員」という盛況だった。同社では「すでに追っかけファンもおり、県とジョイントして今後も姫隊を売り出したい」としている。

姫たちがPRする武将博は、武将ゆかりのスタンプラリーコースを10本設定している。知多半島では、江が嫁いだ大野城跡(常滑市)を中心に佐治家の菩提寺・齋年寺(同)や、織田信孝の墓がある野間大坊(美浜町)などにスタンプを設置。岡崎市では岡崎城、徳川将軍家を祀る大樹寺、三河武士のやかた家康館などを6カ所をめぐるコースになっている。

そのほか、清洲城や熱田神宮などの「桶狭間合戦めぐり」コース、歴史を感じさせるまち中を歩く「犬山城と城下町めぐり」などのコースが設けられている。

各スポットにはスタンプが置いてあり、集めたスタンプの数に応じてピンバッチや手ぬぐい、クリアファイルなどオリジナルの姫グッズが抽選で当たる。

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