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ものづくりの聖地(2) 白だしの極意に迫る・七福醸造

10月に工場見学を再開

醸造業が盛んな愛知県にあって独特の個性が光るのが、安城市・碧南市の七福醸造。全国で唯一の白しょうゆ専門メーカーとして知られる元気な企業だ。10月には碧南工場がリニューアルオープンし、工場見学を再開。“愛知醸造観光”に力強い仲間が帰ってくる。

同社の白だし(白しょうゆ)は有機の小麦と大豆のみを使用して生産。鹿児島・枕崎のかつお節と北海道・利尻の昆布、大分のシイタケとだしの原料にこだわり、白だしの取り寄せとしては全国トップを誇る。

白だしの生産を手掛ける碧南工場は昨年10月から耐震工事のため、工場見学を休止していたが、10月22日に再開。原料を蒸す段階から仕込みのタンク、ろ過、だしの調合、瓶詰めまで白だしができる過程を間近で見学できる。多目的トイレなども整備された。見学後は、直売所で白だしを使った料理の実演もあり、試食してお土産を買い求めるのもいい。

見学の所要時間は約45分。時間は9―16時で、事前予約が必要。バス5台、普通車10台が駐車できる。

問い合わせは、電話0566―92―5213。

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