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温泉街の彩り(2) つるし飾り体験―稲取温泉

つるし飾りまつり発祥の地

伊豆半島東岸に位置し、稲取温泉、熱川温泉など海岸線に温泉地が連なる東伊豆町。16年目を迎え今やすっかり春の伊豆の風物詩となった稲取温泉の「雛のつるし飾りまつり」は1月20日―3月31日の開催。温泉街にある「文化公園雛の館」をメーン会場に開かれる。

集客イベントとして、春に雛のつるし飾りまつりを行う地域が増えているが、発祥の地はここ稲取温泉。稲取温泉では、すでに江戸後期には雛のつるし飾りが盛んだったと伝えられる。お雛様を買えない家庭が手作りの雛飾りで子どもの節句を祝おうとしたのが始まりとされる。

つるし飾りまつり

つるし飾りは艶やか。
まつりは1月20日から

期間中、雛の館では日本三大つるし飾りの山形県酒田市の「傘福」や、福岡県柳川市の「さげもん」も展示される。入館料は300円。大型バスも駐車できる。

稲取温泉旅館協同組合駐車場では「雛まつり市場」が開かれ、つるし飾り、和菓子、土産品などが販売される。

つるし飾り制作体験教室は町内で年間を通じて行われている。つるり飾りキット(正絹布地、綿、型紙)を購入し、講師の指導でオリジナルつるし飾りが制作できる。

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