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太田吉沢ゆりの里(群馬県太田市)

荒廃地を見事に再生

群馬県太田市から桐生市に連なる八王子丘陵。山里を背にした八王子丘陵南面にある太田吉沢ゆりの里では、6月上旬から7月中旬までゆりが楽しめる。

広さは約5ヘクタール。園内は西区域と東区域に分かれ、遊歩道が敷かれている。赤、ピンク、オレンジ、黄、白の花がストライプ状やブロック状に並んだゆりの様子を、丘の上から見渡す光景は優雅で華やかだ。

太田吉沢ゆりの里

存在感十分のゆりが鮮やかに

ゆりの里を運営するのは、地権者たちによる「太田吉沢ゆりの里有限責任事業組合」。ゆりの里開業以前、この土地は、篠竹や桑の木が5メートルの高さまで生い茂り、人が入り込めないほどの荒廃地だった。

しかし、地元の住民たちが土地の再生と地域の活性化のため2009年に組合を結成し、ゆりの里を開園。今年で開園3年目という若い施設だが、中高年の花ファンやカメラマンなどに人気で、多くの花ファンが関東一円から足を運んでいる。大賞賞金30万円、カメラ愛好家に好評のフォトコンテストを今年も実施する。

太田吉沢ゆりの里

広さ約5ヘクタールの園内には
色とりどりのゆりが

東西区域の売店ではアイスクリームやかき氷、トコロテンなどを用意。カップ入りのゆりの天ぷら500円は人気商品だ。お土産には入口直売所でゆりの苗を購入できる。1鉢500円から。花が終わっても球根が残るので、毎年自宅でもゆりを楽しめる。

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