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アートの祭典「あいちトリエンナーレ」 復興の思い込め

10月27日までアート一色

3年に一度の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」が8月10日に開幕、10月27日まで名古屋市と岡崎市を舞台に、34カ国・地域の122組のアーティストがまちをアートで賑わせている。

同祭は2010年に始まり、今回が2回目。現代美術作品だけでなくダンスや演劇といった舞台公演も行われるのが「あいち」の特徴で、愛知芸術文化センターや名古屋市美術館に加え、まちなかにも会場を設け、76組の作品でまちをアート一色に染め上げる。

あいちトリエンナーレ

ダン・ペルジョブスキ
「ザ・トップ・ドローイング」
(写真・怡土鉄夫)

テーマは「揺れる大地―われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」。東日本大震災と社会の変動を意識したものだ。愛知芸術文化センターに展示されたシンボルモニュメント「サン・チャイルド」は原発事故がテーマ。ほかにも震災への思いを込めた作品が多い。

期間中の来場者は50万人程度と想定している。愛知県県民生活部国際芸術祭推進室によると、8月10―25日の16日間で10万2千人。10万人超えは第1回より5日早い達成で客足は順調だ。

チケットはコンビニなどで販売中。20人以上のグループを対象に同祭の見どころを紹介する団体鑑賞プログラムも設定している。

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