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八重の故郷で桜めぐり(4) 紅枝垂地蔵ザクラ・霞ヶ城公園

三春の滝桜の娘 紅枝垂地蔵ザクラ(郡山市)

三春の滝桜の娘といわれるシダレザクラで、樹高16メートル、推定樹齢は400年。桜の美しさに近年、県内外から多くの人が見物に訪れる。郡山市天然記念物に指定されている。

桜の下に地蔵堂がある。昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、人々は地蔵に願掛けをしてきた。

車は東北道郡山東ICから。三春の滝桜からは車で30分。

紅枝垂地蔵ザクラ

樹齢は400年

桜満開で霞のように 霞ヶ城公園(二本松市)

初代二本松藩主、丹羽光重公によって近世城郭として整備された霞ヶ城(二本松城)。戊辰戦争では激しい攻防が繰り広げられた。

主力不在の二本松藩に結成された12―17歳の60余名の少年兵部隊は、大壇口の戦いで、その多くが戦死した。供養塔が二本松藩丹羽公の菩提寺として建てられた大隣寺にあり、霞ヶ城には彼らを称えた群像が設置されている。

霞ヶ城は面影を石垣などにとどめ、県立自然公園として整備された。1700本の桜が満開となり、城全体が霞に包まれたような景色に見えることから霞ヶ城と呼ばれる。城址東手の戒石名碑からの坂をのぼれば、桜のトンネルが出迎える。

JR二本松駅から徒歩20分。車は東北自動車道二本松ICが近い。

霞ヶ城公園

1700本もの桜が城を彩る

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