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熱海温泉―芸妓の舞は温泉の華 公演を観賞

プロの芸を堪能

温泉街から芸妓(者)が姿を消し、見番と呼ばれる芸妓組合が残る温泉街は少なくなった。しかし、熱海温泉には今も200人の芸妓が所属する見番が残り、芸を磨く場所であり舞台でもある熱海芸妓歌舞練場がある。

熱海歌舞練場で毎週土・日曜日(休演日、特別講演日あり)に行われているのが、芸妓衆による「湯めまちをどり華の舞」公演。三味線、鼓などの演奏とプロの踊りが観賞できる。リピーターも多く、月ごとに季節や各地の民謡など演目を変更している。舞台終了後に芸妓との会話や記念撮影を楽しめるのも人気の理由。

華の舞公演は11時―11時30分。予約制で、観覧料1300円に、お菓子とお茶が付く。

熱海芸妓

熱海歌舞練場で行われている
「華の舞」

毎年4月28、29日の2日間は舞台本公演「熱海をどり」が上演される。両日とも2回公演で料金は前売りが3500円、当日が4千円。来年で25回目を数える。

「熱海まち歩きガイドの会」では華の舞の観賞を組み込んだガイドウォークを行っている。熱海駅足湯前から人車鉄道記念碑、大湯間欠泉などをまわり、華の舞を観賞する。1時間30分のコースで参加費は1人1700円(観賞料含む)。

同会では、このほかにも伊豆山開運コース、石畳浪漫コース、熱海奥文化コースなど、熱海駅足湯前か来宮駅前を集合場所とする5つのコースとフリープランのガイドウォークを受け付けている。フリープランを除き、各コース毎月1回、週末限定で行っている。参加費は芸妓見番コースを除き1人500円。いずれも熱海市観光協会で申し込む。

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