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幻想的な「氷のカーテン」 白川氷柱群

圧倒的なスケールに驚嘆

木曽町の冬は山間部だけあって寒さが厳しい。だが、そういう環境だからこその美しさがある。厳しい自然が「氷柱群」を造り上げ、幻想的な空間を演出する。氷と雪、光の競演は見る人の胸を打つ。

例年1―2月ごろ、同町三岳、木曽御嶽山麓の西野川岸の崖の壁面が一面、氷柱に覆われる。この「白川氷柱群」は崖の岩肌から流れる御嶽の清水が凍てついてつくられるもので、まるで「氷のカーテン」のよう。最大で幅250メートル、高さ30―50メートルにもおよぶ自然の巨大な芸術品といえる。白い雪と青白い氷のコントラスト、巨大なスケールが放つ存在感は、圧倒的というほかない。

白川氷柱群

崖一面が氷柱に覆われるさまは
幻想的で神秘的

一番美しさが増すのは午前9時ごろ、朝日が差し込んだ光景。1月―2月中旬、17時30分―21時30分に行われるライトアップも神秘的で多くの見物客が訪れる。一日の間で時間ごとに姿を変える美しさに息を飲んで見つめてしまうだろう。

問い合わせは同町観光協会 電話0264―22―4000。

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