冬を満喫フグづくし 日間賀島・篠島でフルコースを／南知多
15/12/21
高速船で行くプランを設定 イーグルツアーズ
愛知県の冬の味覚のひとつがフグ。三河湾に浮かぶ南知多町・日間賀島と篠島は国内有数の水揚げ量を誇り、旬を迎えるとフグ目当ての観光客で賑わいをみせる。新鮮な旨味は現地でこそ。旅館ホテルでお腹一杯、心一杯、フグづくしのひとときを送りたい。
両島の旅館ホテルでは漁期が終わる３月末まで、フグ料理が夕食のメーンに座る。日間賀島では約70隻のフグ刺網漁船が出港し、遠州灘のトラフグを漁獲。水揚げされた新鮮なフグの独特のコクと脂の乗った旨味が食通をうならせる。
刺網漁でフグを漁獲
今年も漁期の10―３月に名鉄海上観光船イーグルツアーズが日間賀島、篠島の旅館ホテル・民宿でのフグ料理コースプラン「高速船で行くふぐの旅」を設定している。日帰りと宿泊プランがあり知多半島・師崎、河和、田原市伊良湖各港から高速船に乗って島へ向かい、宿でフグを味わう。師崎港からならわずか約10分で、フグが待つ。
コースはてっさやフグちり、唐揚げといった定番料理でフグの美味しさを実感できるのはもちろん、コースによっては特産のタコなどが付く盛りだくさんの内容だ。日間賀島ではフグにアワビが付いたコースも。
てっさやフグちりなど盛りだくさんのコース
料金は日帰り大人１万２千円、１泊２日１万５千円から。
問い合わせは、イーグルツアーズ電話０１２０―５９４―３６０。
日間賀島ではタコも特産。肉厚でしっかりとした歯ごたえ、噛めば噛むほど出てくる旨味は天然ものならでは。日間賀島の潜水士が漁獲する白いミル貝「波美貝（なみがい）」やシャコ、アナゴなど島は海の幸の魅力に溢れている。
