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大町温泉郷が開湯50周年 イベント多彩に展開

賑わう大町市街と山・湖

大町市の大町温泉郷は今年迎えた開湯50周年を記念して例年にも増してイベントを多彩に展開する。一昨年は黒部ダムが完成して50年、昨年はダムへ観光客を運ぶ関西電力トロリーバスが開通50周年と記念イヤーが相次ぐ同市。今年は黒部ダム観光の拠点が一際輝く一年になる。

6月は6日に「信濃大町まつり」。市内中心部で華やかなパレードやクイズ大会などが催される。7日は針ノ木岳の夏山開き「慎太郎祭」が開かれ、大雪渓での式典や記念登山でシーズン到来を祝う。14日は木崎湖で湖水開き。地引網とモーターボートでの湖上トレッキングで爽快な初夏を楽しみたい。26日には黒部ダムの観光放水が始まり、夏の自然の魅力が出そろう。

夏休みは7月25―26日に開かれる若一王子神社の例大祭「信濃大町若一王子祭り」で幕開け。全国最大規模の子ども流鏑馬が見どころだ。同31日は市内各商店街が縁日や出店で賑わう「大町ゆかたまつり」が夜のお楽しみ。

8月は、パレードやみこし、夜の踊りで夏の賑わいを演出する「大町やまびこまつり」が1日に。15日の「木崎湖灯籠流しと花火大会」に続き、下旬には大町温泉郷で「大町サマーフェスティバル」。コンサートや民話の語り、みこしに水をかける「水まつり」など晩夏の温泉郷が賑わう一夜になる。

9月に入ると、5日に市内本通り周辺にある地酒蔵をめぐる「北アルプス三蔵呑み歩き」で水のまち・大町の実力を体感。5―6日は大町周辺を自転車で駆け抜ける「北アルプス山麓グランフォンド」が開かれる。中旬には「信濃大町山岳フェスティバル」が予定されており、秋の楽しみにつなげていく。

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