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阿蘇神社・日本三大楼門は必見 珍しい横参道も注目

阿蘇神社は日本全国に約450社ある阿蘇神社の総本社。全国的にも珍しい横参道になっており、参道の南には阿蘇火口、北には国造神社が位置していると伝えられている。

東向きにある楼門は高さが18メートルあり「日本三大楼門」に数えられ、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層桜山門式。境内には社殿が3棟あり、楼門、一の神殿、二の神殿、三の神殿、御幸門、還御門が重要文化財に指定されている。

阿蘇神社

全国450社の総本山・阿蘇神社。
その名に違わぬ格式だ

今でも結婚式では欠かせない謡曲「高砂やこの浦船に帆をあげて」はよく知られているが、この謡で阿蘇の宮司・友成が登場することはあまり知られていない。この謡曲は室町時代に能を完成させた世阿弥の作と言われ、夫婦愛、長寿を表現した理想の謡と評価される。室町時代の謡曲に阿蘇の宮司が登場するということだけでも、阿蘇神社の由緒と歴史がわかる。

境内にある「高砂の松」「願かけ石」には若いカップルや年配の夫婦が願いごとを拝みに訪れることが多いという。

また、参道の北鳥居を抜けると上町、仲町、下町の商店街があり、門前町を形成している。商店、各家庭もすべて湧き水を使っていることから、門前町商店街では10数年前に庭先の道路沿いに水基(みずの基)=水飲み場を14基つくり、「水基めぐり」を楽しめるようにした。

水基には阿蘇の伝説の説明版がつけられ、水基をまわりながら商店で食事や買物などができるようになっている。

水基

商店街で楽しむ水基めぐり。
涼やかな春夏を演出

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