観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

自分ならではの旅を 「阿蘇ゆるっと博」で滞在型旅行

自分だけ、思い思いの旅を

阿蘇くじゅうの9市町村のフィールドすべてが会場という旅の博覧会「阿蘇ゆるっと博」。来年3月まで、阿蘇の山々や草原、温泉と旅館、まち歩きやグルメなどエリアの魅力を好きなように組み合わせ、「ゆっくり、のんびり」と楽しむ阿蘇ならではの滞在型旅行を提案する。

同博の正式名称は「阿蘇カルデラツーリズム博覧会」。自然のスポットや農村集落、商店街、温泉街など「パビリオン」を拠点に、農村体験やトレッキング、名所、食べ歩きなど「コンテンツ」と周遊バスや観光列車など「交通ネットワーク」といった素材を、地元観光関係者による旅のコーディネーター「コンシェルジュ」が滞在プランを提案する「阿蘇・旅の市場」を活用して、自分だけの阿蘇旅行をカスタマイズしてもらうというものだ。現地での地元ガイドや、観光案内の携帯サイト「阿蘇ナビ」も旅を充実させる上で心強い。

3泊4日の旅なら、1日目は阿蘇駅から杖立温泉で懐かしい路地裏「背戸屋」をめぐり、黒川温泉泊。2日目に満願寺で郷土料理づくり、内牧温泉で映画ロケ地散策、3日目は阿蘇の雄大な自然に親しみ、阿蘇神社門前町で水基めぐりをして農家民宿に泊まる。4日目は白川の水源めぐりと南阿蘇鉄道トロッコ列車を楽しむ―というのが一例。思い思いの旅を、地元の人々と一緒につくりあげたい。

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