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涅槃像が見守る阿蘇

やさしさあふれる地元の風土

阿蘇五岳が「涅槃像」と呼ばれているのをご存知だろうか。根子岳が顔、高岳が胸というようにお釈迦様が寝ている姿に見えることからそう呼ばれている。今回、その中に子涅槃像がいるという驚きの話を地元の人からうかがった。

この子涅槃像は、内牧からも望むことができるが、1番きれいに見るのは、国道212号線を角萬から阿蘇山方面に約2キロ進んだ付近の直線道路からである。また、もともとはこちらの方を涅槃像と呼んでいたというから、さらに驚きであった。

子涅槃像

子涅槃像に見える?

私自身、たびたび阿蘇を訪れているが、そのたびに新しい発見がある。これはすべて地元の人の温かなふれあいの中で得たものである。阿蘇の人たちはこの仏様に見守られて生活してきたが、これが旅人を迎え入れてくれるやさしさと温かい気持ちにつながっているように感じる。

だから阿蘇の人たちが作った料理にはやさしさがあり、さらに大自然から湧き出るお湯で心癒されるのだ。

今年の冬は、阿蘇の人たちのやさしさいっぱいのふれあいと阿蘇グルメを味わいに阿蘇を再度訪れたい。

(九観連大阪事務所 長富彩) 

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