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天橋立はパワースポット 宮津・神秘の3神社を歩く

宮津市といえば、まず日本三景・天橋立の風光明媚な景観。しかし視点を変えればもっと知的好奇心を刺激する要素が潜んでいる。天橋立の奥深い魅力に迫ってみよう。

今、天橋立観光協会が売り出しているのが「パワースポット」としての天橋立。確かに展望台から「股のぞき」で見える景色は龍が天に昇る姿と言われるなど、自然が造り上げた造形美に神秘性を感じずにはいられない。

天橋立

傘松公園から眺める天橋立。
日本三景の名に違わぬ造形美

KTR天橋立駅側、文殊方面から天橋立を歩いていくと天橋立神社がある。茂みにひっそりとたたずむ姿は荘厳な雰囲気を醸し出す。「磯清水」は海に囲まれた立地ながら真水が湧くという不思議なもの。石を積むと恋愛が成就するといわれる鳥居もカップルには注目のポイントだ。

松並木を歩き、対岸まで渡ると、傘松公園の手前に鎮座するのが元伊勢籠神社。天照大神が伊勢神宮に鎮まるまでに巡幸した地「元伊勢」の最初の地がここだった。全国の元伊勢の中でも崇敬を集め、由緒、社格ともに随一。高欄に据えられた「五色の座玉」は伊勢神宮と籠神社にしか許されないもので、鮮やかな色合いが神秘的な雰囲気を放っている。_

その近隣の真名井神社は籠神社の奥宮。2500年前からの姿で立ち続ける祭祀場「磐座」は多くの人がその強烈な神気に圧倒されるそう。霊水「眞名井の水」でお浄めして清らかな気持ちで本殿、磐座を参拝したい。

天橋立は神話から天と地、神と人、男と女を結ぶ聖地とされている。天橋立を違った角度から攻めるのも面白い。

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